戦国鍋からなんとなく歴史を学ぶ

戦国鍋からなんとなく歴史を学ぶ

なんとなく歴史を学びたい。

AZAISM /浅井三姉妹チームA・チームZ・チームI

AZAISM /浅井三姉妹チームA・チームZ・チームI

作詞:安部裕之 作曲:奥村愛子 編曲:安部潤  
 

元ネタ

歴史:浅井三姉妹
ユニット:Perfume、曲はおそらくポリリズム
 

 メンバー

  • 茶々

歌詞

パパは浅井長政で ママはお市の方
織田信長の妹なのよ

三姉妹の血の繋がった父親は浅井長政です。お市織田信長の妹で、浅井家と織田家が同盟を結ぶ際に輿入れしてきました。

 
パパが信長裏切って ママは再婚です
新しいパパは柴田勝YEAH
お市の兄信長が古くから浅井家と同盟関係にあった朝倉の城を攻め始めると、長政は織田との同盟を破棄して信長軍を攻めました(金ヶ崎の戦い)。
その後長政は姉川の戦いに負け、小谷城の戦いで自害しましたが、お市の方と茶々・初・江は逃げ延びます。
未亡人となったお市柴田勝家と再婚。
勝家パパが秀吉に 賤ヶ岳で負けて
ママと一緒に自害なのです
今度はママも自害。肉親を失った三姉妹は秀吉に引き取られました。

茶々・初・江! 浅井三姉妹
茶々・初・江! 浅井三姉妹
お名前暗記タイム。
 
からみ合うデスティニー ちょっと過酷すぎじゃない?
巻き込まれてくバトル 戦国のレディは受け入れるんです
望まぬ政略結婚の結果命を落とすことになるなど、戦国の女性には過酷な人生を送る人も少なくなかったようです。
(長政とお市の夫婦仲は円満だった模様)
 
長女は茶々または淀 秀頼のママ
豊臣家のリーダーみたいな

 茶々は秀吉の側室になり、淀城に住んだことから淀と呼ばれるようになりました。

秀吉の晩年に秀頼を産み、秀吉亡き後も幼い秀頼を守り育て、豊臣家を維持しようと奮闘します。
 
三女の江は徳川秀忠正室
深まってく 豊臣との溝

 一方江は結婚・離婚ののち再婚・夫との死別を経験し、最後には徳川家康の息子・秀忠の正室となります。

秀吉の死後、徳川は着々と豊臣の封じ込めを進め、両家の溝は深まっていきます。
 
いつも間に立つのは 次女の初なのね
仲介に奔走したけれど
大坂冬の陣では豊臣方として徳川方との和平交渉にあたり、夏の陣の前には家康の最後通牒を豊臣方に伝えました。
茶々・初・江! 浅井三姉妹
茶々・初・江! 浅井三姉妹

からみ合うデスティニー 誰が悪いわけじゃない
悪いのはヒストリー 戦国のレディは受け入れるんです
 

ちなみに

初は浅井氏の主家の御曹司である京極高次と結婚しました。徳川と豊臣の仲介に奔走したのは夫の死後、出家してからのことです。
京極家は徳川方でしたが大坂冬の陣の開戦時に初はたまたま大坂城におり、その血縁と姻戚関係から豊臣方の使者に選ばれたようです。
このときの徳川方の使者は家康側室の阿茶局女性同士による和平交渉が行われました。
 
戦国鍋における浅井三姉妹は3チーム制です。
 

雑感

ユニットロゴが・・・そのまんま・・・
すごく可愛い曲調でヘビーな歌詞を歌うスタイル、戦国鍋っぽいと思います。
 
参考